
半夏生(はんげしょう)は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされています。またこの時期、ハンゲショウというどくだみ草の葉が、名前の通り半分白くなって化粧しているように見えるから、という言われもあります。
---面白いですね。半化粧、当たってました。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になる傾向にあります。
---確かに、このところ大雨の被害がありますね。
七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていましたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっているそうです。だいたい毎年7月2日頃になります。
---そうですか。7月2日はちょうど母の誕生日ですよ。
なんとこの日は、天から毒気が降ると言われています。井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされています。ですから農家はこの日までに農作業を終えて、この日から5日間は休みとする慣わしもあるんです。
---そんな日に生まれた母だから、毒気が多いのでしょうか。そういえば、母はどくだみ茶が好きですね。
また地方によってはハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行う事に対する戒めともなっています。
---妖怪ですか、怖いですね。・・・「ハンゲSHOW」も当たってましたね。
ちなみに関西ではこの日にタコを、讃岐ではウドンを、福井県では焼きサバを食べる習慣があります。
---その日でなくても、毎日食べていそうなのが面白いですね。どれも名物ですもんね。
それはさておき、お誕生日おめでとうございます!
早速お気に入りに入れさせて頂きました。
更新楽しみにしています。
せいぜいどくだみ茶でも飲んで毒気を消しましょうか!!
ありがとうございました。