土曜日の伊達男

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レジェンドな夜

レジェンドな夜仕事を早めに終えて、夕日を眺めながらいそいそと名古屋へ。今夜はクラブ・ダイヤモンドホールでSPRINGROOVE、ジョン・レジェンドとクレイグ・デイヴィッドの豪華ツインライブ。

グラミー・アーティストのライブを5mの至近で楽しめるなんて、いい時代になりました。だってさ、世が世なら、クレイグ・デイヴィッドは現代のマイケル・ジャクソンで、ジョン・レジェンドはスティーヴィー・ワンダーだよ。いえ、褒めすぎかもしれないけど、時代とプロデュースやプロモーションがバッチリうまく行けばね。この二人は、それだけの実力を持っていると思うのですよ。

先日、山下達郎さんもライブで「最近は地方都市の2、3000人クラスのホールに動員する作業が非常に難しい」とぼやいていましたが、これだけ音楽がジャンル分けされて、大量放出されて、消費されていく世の中では、やはりアーティストが一番かわいそうだよね。
それにしても、クレイグは白スーツで魅せるパフォーマンス!かっこよかった~。Hot Stuff から始まって、What’s your flava,7 Days,All the way,Rise And Fall,Don't Love You No More (I'm Sorry)は美しすぎて涙。全10曲ノリノリで楽しませてもらいました。アンコールでHidden Agendaが来るかと思いきや、あえなくセットチェンジ。

ジョン・レジェンドは、すでに大物の風格。ちょっと鼻に付く感じだけど、裏を返せばソウルジャイアンツな風格とも言うべきか。2年連続でグラミー賞受賞だもんなぁ、仕方ないか。ピアノの位置を確認してから、顔の見える上座前方へ移動。やっぱり弾き語りが一番味があってよかったなぁ。ソウルフルな倍音たっぷりボイスを堪能しました。


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