土曜日の伊達男

限りなく真実に近いフィクション

霜降

霜降朝晩はだいぶ冷えるようになって来ましたね。風邪を引いている人もちらほらいます。今年は新しいH1N1型というインフルエンザが流行しているので、特に気になりますね。知り合いの子供たちはみーんなかかっています。気をつけたいものです。

先日は二十四節季のひとつ「霜降」でした。「そうこう」と読むらしいのですが、先日仕事場の、良く言葉を間違えるお方が、「ほら、もう、霜が降る時期になったからさぁ」と言っていましたが、まぁ確かにマチガイではございませんが、霜は「降りる」と言っていただきたいなぁ、と思ったりするわけです。霜が降ると、なんとなくお肉の、牛肉のそれのイメージがします。

そういう気になる、慣用句、対の言葉ってありませんか。たとえば、道草は「食う」とか、重い腰は「上げる」だし、圧力は「かける」、メールは「飛ばす」とかね。

最近テレビやラジオで気になるのが、「時刻は~時を回りました。」ってフツーに言うけど、近頃の時刻は「回る」んですね。以前僕がそういう仕事だった頃、先輩に、「時刻は回らない、時計の針は回るのだ。」と言われたことがあって、妙に納得しまして気をつけていましたが。まぁ屁理屈と言われればそれまでで、一般の人は何とも思わないのでしょうけど、いかがなものでしょうか。

この記事へのコメント :
霜降
 露が陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也。

言葉は生き物のように、時の流れとともに形を変えているもの。
その変化が楽しいと思える反面、本来の意味を感じにくくさせてしまう変化はあまり歓迎したくない。

古くからの短い言葉に込められた幾重にも織り込まれたような深い意味合いに、忘れてしまっている感覚が蘇りハッとすることがあります。
改めて、国語教育の大切さをヒシヒシと感じる今日この頃…
Posted by ダンディ☆和田ダンディ☆和田 at 2009年10月31日 21:23
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霜降
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