摂理

piyo

2007年05月01日 22:08

上野 東京国立博物館

ダ・ヴィンチの『受胎告知』を観に。

フィレンツェのウフィツィ美術館所蔵の門外不出の名画。
メディチ家との約束でフィレンツェから出してはいけないという作品が日本に。

少々並んで、最前列で鑑賞。

500年も前の絵とは思えないほど鮮やかでつややか。
その美しさ、緻密さに圧倒される。

思わずその世界に引き込まれていると、脇の警備員に「お進みください」と促され、あえなく終了。

世界に10点余りしか残っていないダ・ヴィンチの本物は、まさに絵画の世界遺産。

「受胎告知」以外の企画展も見ごたえ十分。

万物の現象における現象は、すべて法則により調和が取れているとし、さまざまな原理により解明しようとしたダ・ヴィンチ。人間の感情までも精神の「動き」として分析しようとしています。

あらゆる研究を絵画をはじめとする兵術にに落とし込んでいく「天才」の人生を知ることが出来ます。



ちなみに、この絵の運搬には、160億円もの保険が掛けられているんですが、その保険に、K・MIX毎週木曜日のAfternoon Boulevardに出演しているイタリアの田中ちひろさんが携わっています。ちひろさんのコラムはこちらのCOFFEE BREAKで。

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現象と法則と調和
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